“みんな” の違和感

 

2019年参議院選挙。
先日総務省が、投票率48.8%と発表した。

人気タレントを起用して呼びかけを行なったり、わかりやすい特設サイトを作ったり、投票所の設置場所を工夫したり、様々な取り組みがあったにも関わらず、
投票率はどんどん減少していて、20代の投票率が全体より20ポイントも下回るなど、若い世代の政治参加率も低いままだ[1,2]。

総務省まとめより

日本の投票率は国際間で比較しても低く[3]、
海外から来た方には日本人は政治の話をしないね、などと言われてしまうように、日常生活の中で議論される機会もあまり多くない。

OECD諸国における投票率の比較[3]

特に若い世代で、”わたしが何かしたところで変わらない”という無力感・無関心さが問題となる一方で、
若い世代は、最新のトレンドや流行などといった社会の動向に対しては非常に敏感だ。

わたしたちはSNSでみんなの最新情報をキャッチして、
自分の日常を発信し、みんなに共感してもらう。

国とか地域社会とか、そういった”関係ない環境”ではない、”みんな”の中で、わたしたちは生きている。

みんなって、なんだろう。

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2 thoughts on ““みんな” の違和感

  1. asahi

    国民の政治意識の欠如や停滞、結局今の日本社会はGemeinshaft(精神集団)ではなく、Gesellshaft(利益集団)なんですね。他人の物真似、追従は得意だけど何事も自分から主張、発信できない、そうかと思うと他人がした事へは陰でぐちゃぐちゃ批判する、といった日本人の根源的な精神構造も情けないですよね。
    唯、勤勉だから日本では食いっぱくれる事はないけど、今の社会ではなんとなくやり場のないストレスを抱えながら自己の繁栄や楽しみだけを求め乍ら生きていかない、といけないって事ですかね。あおり運転などそれらの社会病理の産物かと思いますよ。

    私は、日本も一度直接民主制にしたら政治や日本人の意識等も変わるのではと思っています。それと国民も日常生活、暮らしのあらゆる場面に関係してくる法律や条例等の日頃の知識習得も必要と思います。今般の新型コロナウィルス肺炎問題も国民はただ政治家や官僚任せだけでしょう。仕事をしない政治家や官僚へは海外だったら暴動等も惹起するんではないですか。

    1. Reika Post author

      コメントありがとうございます。仰るとおり、日本人の思想的なアイデンティティは歴史から考えても異色で、我々がこれからよく考えて、築いていかなければならないのでしょうね。
      直接民主制、なるほど一人ひとりが当事者意識を持つ手法として一番効果があるのかも知れませんね。

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